彼女との関係と裏切り 地獄の疑似解決編
本来であれば、帰宅して彼女と他愛もない話をして。
たまにセックスなんかもして。
休みがあれば一緒に出掛けたりなんかして。
疲れを癒して休んでまた仕事に繰り出す。
こういった生活なら、借金があっても一緒に乗り越えられる気がしてた。
しかしそのような生活を出来なくした原因は紛れもなく僕である。
だって最初はそれに近い生活は出来ていたのだから。
セックスレスは別だけどな
しかしほんとこれは地獄の日々。
仕事から帰る。
家にいる彼女とは終始無言。
お互い必要最小限の会話のみ。
それ以外にたまにあるのは、飼い猫の面白話のみ。
当然セックスレス。
一緒にいる意味ある?
少なからず僕が屑なんだし、僕に非がある事は大前提でいうが。
いくら病気の件や一人で出来ない事が多いとはいえ、こんな状況で一緒にいるという選択がまじで意味不明。
なんならもうさっさと別れると言ってくれたらいいのにとさえ思っていた。
僕から別れを切り出さない理由は、借金が無ければ。
いや、二度目の借金や彼女のお金の使い込みが無ければ。
最低限セックスレス以外は満たせた生活は出来た可能性が高いからこそ、一度この状況に落ち着いてからは自分からは言えなかった。
しかし、流石に痺れを切らしたのか彼女から。
「一緒にいる意味あるかな?」
間髪いれず
「ないんじゃない」
これがキッカケで本音で話そうという事になる。
まとめるとこういう事だ。
僕の意見
1.僕の親に言うべきではない言葉を放ってしまった事は取返しがつかない
2.セックスレスはきつい
3.病気や猫の世話が出来ないから一緒にいるしかないと思われていると感じている
4.全ての言動が攻めてるように感じる為なるべく話したくないと思っている
彼女の意見
1.掃除面や細かいところでイライラする
2.こっちがされた事を我慢してるのに話してこないのもイライラする
3.お金の件は仕方ないにしても気持ちとしてやはりイライラする
まあ最初に裏切ったのが僕なので、全面的に僕が悪いんだよなぁ。
この時に出た各意見に対する言い分と少し未来の思考とこれからの話と妥協点について。
1.僕の親に対しての言葉は、もう二度と関わるなと言われたら自分だって相手の家族なんてどうでも良いとなってしまう。
その意見は変わらないが、言うべきじゃなかったというのは理解した。
けれど一度壊れた関係は修復は難しい。
なのでここに関しては修復を頑張ろうとはもうしない。親とは切り離して生活していく。
2.セックスレスに関しては、彼女が性欲無くなってしまった。
腰痛(後のヘルニア)や体調が悪い事もあるが、動けないけど入れてヤるだけなら構わない。
自分からは言わないので僕がヤりたい時に言え。
3.病気や猫の事があるからというのは事実としてあるが、別れられない原因というわけではない。
家族のように思っているので、仕方ないとは思っている。
ただ気持ちとしてはやはり借金が減ってると思っていたのに増えていたというのは簡単に割り切れなかった。
時間がかかったが今はそこまでお金でイライラしてるわけではない。
(家族に対する考え方がお互いズレがあるようには感じる)
4.全ての言葉が僕を責めてるように感じるのは、そもそもうしろめたい事があるからではないのか?
普通に話してるつもりでもそう取られるのは彼女としてもしんどい
これの解決策は6へ。
(正直、お金で責められすぎて早く稼がないとこれが一生続くと思ってFXにぶっこみ続ける)
5.今はお金より掃除のしなさにイライラする。
これに関しては僕は家にいる割合が少ない。
必然として出来ない時も多いが、家を出る前とかでそのまま散らかしていく事もある。
なるべく片づけるがそれはもう理解してもらうしかない。
その代わり僕が家にいて彼女が散らかしてる時片づけてる時もある。
気が付いた側が黙って片づける、で僕はいいと思っている。
彼女が片づけるはずだったものを僕が片づけたら彼女の仕事は減る。
だから僕が片づけるはずだったものを彼女が片づけてたら、仕事量は変わらないでしょ?
家にいる時間は考慮してくれ。
という言い分に
言われてみたらそうだが、自分が僕の片づけるはずだったものを片付けるのは仕事を増やされた気分。
だけど、自分が片づけるはずだったものが片付いている分には仕事が減った気にはならない。
言われてみればそうだから、それで納得できるよう善処するとのこと。
6.彼女が被害を受けた側なのに話してこないのは?
なんでこっちが機嫌をとらなきゃいけないの。
これはごもっとも。
僕自身、何を話しても責められてる気にしかならないのはうしろめたさから来てるのは間違いない。
僕もなるべくそう取らないようして、普通に話せるようしていく。
7.お金の件は仕方ないにしてもイライラする。
そりゃそうだ。
返す言葉もない。
だから今後助けないし、せどりで稼いだお金はまとめて返してもらう。
と言いながら半年が過ぎた。
僕を家族のように思っているとか言いながら、今後助けないとか。
正直僕より猫が大事なんだろね。くらいの気持ちでいた。
だが現実はせどりのお金は僕が預かり続けたままだ。
助けないと言いながらもそのままにしてたという事は、うまく使えという慈悲だったのかもしれないし、そうではないかもしれない。
正直そこはわからないのだけど、結局お金の事でネチネチ言われた時に、さっさと稼いで楽させたい。
と同時にそれよりもこのネチネチから逃れたい、という想いからFXで使い続けたのはゴミ屑の極みである。
さて、このように全てがこれでうまいくいくわけではないが。
一旦の話し合いにより僕は更にお金使い込んでいる秘密を抱えて今後を過ごす事となる。
そしてここから僕の人生は一度、まさかの展開へ。
大きな転換期を迎える事となる。