統計で検証するGOMIのトレード戦略記録_Vol.1

今回、改めて自分のトレード統計を取るため、記録をつけていこうと思います。

初心者の方にとっても、
統計の付け方記録の残し方トレード根拠の考え方などの参考になれば幸いです。

■ 型の分類

  • A型:順張り
  • B型:逆張り気味(撤退優先型)
  • S型:スナイプトレード(検証中/条件が揃った時のみ狙い撃ち)

■ オプション

  • :自信あり
  • :自信なし

■ 再エントリー条件

  • RT:騙し型(初動に乗れず、再度条件が揃った場合)
  • RR:ロールリバーサル型(サポレジ転換を利用した再エントリー)

例)型:A⁺RT
=順張り/自信あり/再エントリー条件「騙し」パターン

分類は他にもありますが、基本的にはこの軸で統計を取っていきます。

■ 前提条件

  • 使用口座:フィントケイ 2,000万円口座
  • ルール:1日の損失は最大5%まで
  • 1回のエントリーは最大3%まで

資金管理や手法の詳細は、需要があれば別途記事化予定です。

この記録では、

  • 環境認識
  • エントリー根拠
  • 結果
  • 反省

を軸に綴っていきます。

■トレード検証 2025/09/01

【トレード内容】

ポジション:オージードル/ロング
型:B
エントリー:0.65489(17:00)
損切り:0.65344
利確:0.65623 or 0.65850

【AUD/USD 日足(D)】

AUD/USD 日足チャート

【AUD/USD 15分(15M)】

AUD/USD 15分足チャート

【環境認識】

  • 週足:上
  • 日足:下
  • 上位:上昇気味のレンジ
  • 4時間:上でまだ伸びている最中
  • 1時間:次の波を狙う局面
  • 日足は下だが、週足下限からの反発で上方向に転じる可能性あり

【エントリー根拠】

  • 週足が上で、下限付近から反発する可能性を重視。
  • 日足は下向きだが、レンジ下限付近での反発に期待。
  • 4時間足は上昇中で、波が伸びている段階。
  • 1時間足の次の波を狙える局面と判断。
    👉 よってB型としてロングエントリー。

【結果】

決済:0.65537(+4.8pips / +103,765円)
結果:撤退

【反省】

  • 想定ほどの伸びは出ず、微益撤退。
  • 日足の下方向がまだ強く、時間的に上位足と噛み合わなかった可能性。
  • レンジ下限からの反発狙いは有効だったが、伸ばす条件は不足していた。

■トレード検証 2025/09/02

【トレード内容】

ポジション:ユーロ円/ロング
型:A型
エントリー:172.442(9:00)
損切り:172.235
利確:172.730 or 172.893

【EUR/JPY 1時間(1H)】

【環境認識】

  • 週足:
  • 日足:(トレンドライン抜けで上昇期待)
  • 4時間:レンジ

👉 日足の上昇転換を前提に、1時間足の上昇波を狙った。

【エントリー根拠】

  • 週足・日足がともに上方向。
  • 特に日足はトレンドラインをブレイクしており、上昇余地が大きいと判断。
  • 4時間足はレンジだが、短期的には押し目を形成しての上昇シナリオ。
  • 1時間足での上昇波に乗る形でエントリー。

👉 よってA型(順張り)としてロング。

【結果】

決済:172.893(利確②)
獲得:+45.2pips / +886,327円
結果:勝ち(利確②到達)

【反省】

  • 上位足の方向と日足トレンドライン抜けが噛み合い、理想的なエントリーとなった。
  • 利確②まで到達し、シナリオ通りの決済ができた点は大きな収穫。
  • 強いて言えば、4時間足レンジの意識が薄れると「レンジ反落」を過小評価するリスクがあるため、今後も意識しておきたい。

■トレード検証 2025/09/03

【トレード内容】

ポジション:ドルフラン/ショート
型:B−
エントリー:0.80542(−)
損切り:0.80274
利確:0.80894

【USD/CHF 4時間(4H)】

【環境認識】

  • 週足:下
  • 日足:下
  • 4時間:下

日足が下方向だが安値切り上げでダブルトップを形成後、下降レンジ。
4時間足では逆三尊にも取れる形で、上抜け期待の逆張りトレード。

【エントリー根拠】

  • 日足の安値切り上げを背景に、逆三尊完成による上抜けを想定。
  • 週足・日足・4時間はすべて下であり、逆張り要素が強い。
  • 条件は揃いきっていないが、リスク承知でエントリー。

【結果】

決済:0.80274(−26.8pips / −451,046円)
結果:負け

【反省】

  • 逆三尊狙いにしても、週足・日足・4時間がすべて下方向
  • 逆張りに傾くときは、上位足の方向性と整合するまで待つ方が勝率がいい。
  • 特にB⁻においてはエントリー見送りも要検討

■トレード検証 2025/09/03

【トレード内容】

ポジション:オイル/ショート
型:B⁺RT
エントリー:64.689
損切り:65.320
利確:63.795 or 62.425

【WTI原油(USOIL)日足(D)】

【WTI原油(USOIL)4時間足(H4)】

【WTI原油(USOIL)1時間足(H1)】

【WTI原油(USOIL)15分足(M15)】

【WTI原油(USOIL)5分足(M5)】

【環境認識】

  • 月足:下
  • 週足:上
  • 日足:上(ただしフィボ61.8割れで下方向に勢い)
  • 4時間:上 → 調整終盤
  • 1時間:上
  • 15分:下
  • 5分:下

【エントリー根拠】

  • 大きくは月足下目線。
  • 日足は上昇局面だが、フィボ61.8を割り込み弱気。
  • 4時間の調整上げが終了に近く、戻り売りを狙える場面。
  • 15分足で戻りを確認してショート。
  • 押し安値付近のサポートは懸念だが、全体的に下抜け準備が整ったと判断。

👉 よって型B⁺の再エントリー条件を満たしたパターンとしてエントリー。

【結果】

決済:0.80274
獲得:+55.6pips / +247,446円
結果:勝ち(撤退)

【反省】

  • 第一利確ライン到達後に急反発
  • 5分75MAを上抜けしたため撤退。
  • B⁺型なので伸ばせる可能性の高い局面で持ち続けも有り得たが、撤退を優先した
  • 利確後の反発局面では「伸ばす vs 逃げる」の優先度を再検証する必要あり。

■トレード検証 2025/09/04

【トレード内容】

ポジション:ドルカナダ/ロング
型:B⁻
エントリー:1.38035
損切り:1.37800
利確:1.38145 or 1.38420

【USD/CAD 1時間足(H1)】

【環境認識】

  • 週足:上(ただしフィボ61.8よりも下げの弱気)
  • 日足:下
  • 4時間:下(フィボ61.8で一度反発、ここを超えるのがネックライン)
  • 1時間:狙う軸

【エントリー根拠】

  • 週足は上方向だが弱気。
  • 日足の下げ狙いならB⁺評価だが、現状は調整レンジ。
  • 1時間の上げ一発で抜けきれず、再度調整で波を作って上昇 → 上抜けを狙う局面。
  • 4時間の下げもフィボ61.8で抑えられており、次のトライで抜けられるかがポイント。
  • 抵抗優勢気味なので撤退優先。

【結果】

決済:1.38112(+0.77pips / +103,358円)
結果:撤退

【反省】

  • B⁻型なので撤退優先で良かった。
  • ただし1分足のダウ転換まで持てていれば高値抜け → 利確②まで伸ばせた可能性は高い。
  • とはいえ環境的に早め撤退すべき局面だったため、仕方ない判断でもある。

■トレード検証 2025/09/06

【トレード内容】

ポジション:ポンドル/ロング
型:B⁻
エントリー:1.34466
損切り:1.34160
利確:1.34850 or 1.35400

【GBP/USD 週足(W1)】

【GBP/USD 日足(D)】

【GBP/USD 4時間足(H4)】

【GBP/USD 1時間足(H1)】

【GBP/USD 15分足(M15)】

【GBP/USD 5分足(M5)】

【環境認識】

  • 週足:上(高値更新後のリターンムーヴで強気)
  • 日足:下(逆三尊失敗と見せかけて再度上げの逆三尊形成の可能性)
  • 4時間:下(MA200とMA75で抵抗、フィボ戻し50〜61.8)
  • 1時間:上(狙う軸)

【エントリー根拠】

  • 週足は高値更新後の水平線でリターンムーヴ、21MAで支えられて上昇。
  • 日足は逆三尊を形成しつつあり、一度失敗と見せてから再上昇しているため強気と判断。
  • パターン的にはB⁺寄りだが、条件的にはB⁻評価。
  • 1時間の上げ急反発の可能性を狙ってロング。
  • ただし日足・4時間に逆らったエントリーのため、早め撤退が鉄則。
  • 日足の右側が明確に高値抜けしていればB⁺にしたい心境だが、条件分類はやはりB⁻。
  • 伸びる可能性という意味では期待値は高め。

【結果】

決済:1.34491(+2.5pips / +139,390円)
結果:撤退

【反省】

  • 損切りラインを仕事中だった為間違えてギリギリに設定しすぎて、本来の損切りラインより前に刈られたのはミス。
  • 0.1pipsの差で損切り → その後上昇する展開となり、余計な損失。
  • 再度入れる形を作ったため再エントリーしたが、これは無駄な損失だった。
  • B⁻型なので撤退優先は妥当。ただし高値前の失速で「三度目のトライ=勢い無し」と判断し撤退。
  • 15分のネックライン抜けまで待てば大きく取れた可能性があり、B⁻型の握りの難しさを改めて痛感。

■トレード検証 2025/09/07

【トレード内容】

ポジション:オイル/ショート
型:A⁺
エントリー:63.543
損切り:64.200
利確:62.630 or 62.100

【WTI原油(USOIL)1時間足(H1)】

【WTI原油(USOIL)15分足(M15)】

【環境認識】

  • 月足:下
  • 週足:上
  • 日足:上(ただしフィボ61.8割れで下方向に勢い)
  • 4時間:下
  • 1時間:狙う軸
  • 15分:下

【エントリー根拠】

  • 大きくは月足下目線。
  • 日足は上昇局面だが、フィボ61.8割れで弱気。
  • 4時間は下方向へ反転し1波を形成。
  • 1時間の3波狙いでエントリー。

👉 日足の下げ準備が整い、4時間も下げに転じた局面。
その中で1時間の戻しを捉えてエントリー。
4時間が3波の途中であれば完璧だったが、十分に優位性ありと判断。

【結果】

決済:62.671
獲得:+87pips / +521,799円
結果:勝ち(第一利確)

【反省】

  • 欲張り追撃ポジションを早め撤退し、一度損切りとなったのはミス。
  • 結局ヒゲをつけて下げたため再度追撃、最初から正規損切りライン前提で追加すべきだった。
  • 利益を減らしてしまったが、リワード1以上は確保できており合格点。
  • 心の余裕があれば第2利確まで伸ばす選択肢もあった局面。
  • 最低ルール厳守はできたが、「伸ばすルール」採用にはメンタル面の強化が必要と感じた。