統計で検証するGOMIのトレード戦略記録_Vol.2

■ 先週の教訓

今回、改めて自分のトレード統計を取るため、記録をつけていこうと思います。

初心者の方にとっても、
統計の付け方記録の残し方トレード根拠の考え方などの参考になれば幸いです。

さて、再統計をとりはじめてはや二週間。
時間がない中での統計は素晴らしく面倒くさいのだけど、本格的に仕事をやめる事を考えてるのだからそうもいってられない。

現在の課題は、型Bに対する対処。
新たに型A⁻に対しての課題が一つ浮彫になった。

まず型Bに対しては撤退優先の為、微益撤退になる事が多い。
その割にリスク値が高い事になるので、期待値マイナスではないの説。

ここに対する対策としては、型Bに対しては⁻と通常はエントリー見送り。
型B⁺はリスク落としてエントリーするか見送り。
分類はしていないけど型B⁺⁺に位置する鉄板型のみエントリーにする。

一旦は、B⁺以降の型はリスクを落として最低利確ラインまで撤退を無しにする方向で検証。

型A⁻に対しては、個人的にはA⁻とA⁻⁻というところもあるので、この辺を明確にする事と、次回以降のトレードを見てまた対策を考えようと思う。

■ 型の分類

  • A型:順張り
  • B型:逆張り気味(撤退優先型)
  • S型:スナイプトレード(検証中/条件が揃った時のみ狙い撃ち)

■ オプション

  • :自信あり
  • :自信なし

■ 再エントリー条件

  • RT:騙し型(初動に乗れず、再度条件が揃った場合)
  • RR:ロールリバーサル型(サポレジ転換を利用した再エントリー)

例)型:A⁺RT
=順張り/自信あり/再エントリー条件「騙し」パターン

分類は他にもありますが、基本的にはこの軸で統計を取っていきます。

■ 前提条件

  • 使用口座:フィントケイ 2,000万円口座
  • ルール:1日の損失は最大5%まで
  • 1回のエントリーは最大3%まで

資金管理や手法の詳細は、需要があれば別途記事化予定です。

この記録では、

  • 環境認識
  • エントリー根拠
  • 結果
  • 反省

を軸に綴っていきます。

■トレード検証 2025/09/08

【トレード内容】

ポジション:ユーロオージー/ショート
【EUR/AUD 1時間足(H1)】
型:B+RT&RR
エントリー:1.78466(11:00)
損切り:1.79210
利確:1.77580 or 1.76850

【環境認識】

週足:上
日足:上
4時間:下

週足・日足ともに上方向だが、調整下げの局面と判断。
4時間の下げの波を狙う。

【EUR/AUD 4時間足(H4)】

【EUR/AUD 1時間足(H1)】

【エントリー根拠】

– 月足・週足・日足ともに上方向。伸びきった形で調整が入りやすい位置。
– 日足の戻しが61.8を割っており、日足レンジ突入の底を確認。一度割っているので再度61.8を試す可能性が高い。
– 4時間の下げ3波を狙ったトレード。
– 本来のエントリーポイント後に下げきれず再上昇 → 1時間で上昇トレンド発生と見えたが、高値更新後トレンドラインのロールリバーサルで下落。
– 1時間のネックライン割れで、再エントリー条件2つ達成。

【結果】

決済:1.78222(+24.4pips/+140,688円)
結果:撤退

【反省】

– 1時間のネックライン形成の波が汚く、エントリー位置がネックライン形成水平線の引き位置だった可能性。
– 一度上げを想定していたため、その後のネックライン割れ、もしくは戻さず1時間上昇起点ラインを割ってからのエントリーの方が安全だった。
– 型としてはB⁺以上なので多少のフライングも許容範囲だが、直後の逆行で不要なリスクを負った感あり。
– 安値更新後に再度安値更新するも伸びず反発。支えが強いと判断し撤退。
– この撤退はB⁺以上でもパターン的に仕方なし。

■トレード検証 2025/09/08

【トレード内容】

ポジション:US30(Dow Jones)/ロング
型:A⁻
エントリー:45520.55(23:00)
損切り:45289.00
利確:45983.00

【環境認識】

– 日足:上
– 4時間:上

【US30(Dow Jones)1時間足(H1)】

【エントリー根拠】

– 4時間の上げ途中でレンジを形成、その中の上昇波を狙った。

【結果】

決済:45361.00(-159.6pips/-340,230円)
結果:ルール違反

【反省】

– 環境認識がスマホで不十分だった。
– 波のサイズカウントが複雑で自信がなく、A⁻評価。
– 保有ポジション撤退直後、仕事中の合間分析でさらに自信が持てなかった。
– 本来の損切りラインを設定していれば+撤退可能だったが、早めに損切りしてしまいルール違反の負けに。
– 原因は「仕事の合間に難解な環境でのトレードに手を出したこと」。
– エントリーも実体抜け前のフライング。これも仕事中だったことが影響。
– 結論:仕事中に触っていい形ではなかった。

■トレード検証 2025/09/08

【トレード内容】

ポジション:ドル円/ショート
【USD/JPY 1時間足(H1)】
型:S
エントリー:147.672(3:00)
損切り:147.865
利確:146.865

【環境認識】

週足:下
日足:上
4時間:上
1時間:下
15分:下

月足レベルのレンジで、週足もレンジ。日足もレンジ。
日足・4時間は目線は上だが、売り圧力強め。

【USD/JPY 日足(D1)】

【USD/JPY 4時間足(H4)】

【USD/JPY 1時間足(H1)】

【USD/JPY 15分足(M15)】

【エントリー根拠】

– 日足の押しが61.8を割り込んだ後、38.2より下でボックスレンジ形成。
– 38.2付近には200MAがあり強い抵抗帯。
– 4時間では200MAを先週から下抜け → 窓埋め後に再度下落。支える力は弱い。
– 1時間も200MAを越えられず、21MAクロスで下降強化。
– 147.537の支えを抜ければ明確な支え無しで一気に下落の可能性。
– リワード3以上狙えるため、期待値高いエントリー。

【結果】

決済:146.865(+80.7pips/+645000円)
結果:利確

【反省】

懸念点は4時間と日足が上方向という事が残るが、下げる期待感が大きいトレード。
ほぼ文句なしのエントリー。

■トレード検証 2025/09/09

【トレード内容】

ポジション:ユーロニュージー/ショート
型:B⁺
エントリー:1.97880(15:00)
損切り:1.98220
利確:1.97100

【環境認識】

  • 週足:
  • 日足:(戻しが38.2~50.0の間)
  • 4時間:(レンジ形成中で下落基調)
  • 1時間:

👉 週足・日足・4時間はいずれも調整局面。日足は戻しが38.2~50.0に位置。4時間はレンジの中で下落しており、押し安値からはフィボ61.8を超えているため下落優勢と判断。1時間の下落波を狙った。

【エントリー根拠】

  • 週足・日足・4時間はいずれも調整局面にある。
  • 日足はフィボ38.2~50.0の戻しで下落余地あり。
  • 4時間はレンジ形成中だが下落基調。押し安値からフィボ61.8を超えており、下落が強め。
  • 1時間足の下落に乗る形でエントリー。

👉 よってB⁺型としてショート。

【結果】

決済:1.94500
獲得:+338.0pips / +150,000円
結果:撤退

【反省】

  • 撤退優先で決済となり、微益撤退に終わった。
  • B⁺型の場合、リスクを抑えて利確位置まで保有した方が有効かもしれない。
  • ※プロップ合格で履歴が消えたため、本来のエントリー位置と撤退ルールから計算した。

■トレード検証 2025/09/09

【トレード内容】

ポジション:ゴールド(XAU/USD)/ロング
型:A
エントリー:3655.00(3:00)
損切り:3643.00
利確:3670.00

【環境認識】

  • 1時間:
  • 15分:
  • 5分:

👉 全時間軸で上方向。5分ロングを狙うが、15分と時間軸が被るため、波サイズが15分相当に拡大した場合はノイズで狩られるリスクがある。

【エントリー根拠】

  • 短期~準中期がいずれも上方向で整合。
  • 5分の押し目形成からの続伸を想定。
  • 時間軸の被りリスクは承知の上で、直近の上昇モメンタムを優先。

👉 よってA型としてロング。

【結果】

決済:3670.00
獲得:+150.0pips / +400,000円
結果:利確

【反省】

  • 時間軸の被り(5分=15分の波)によるノイズ狩りリスクは引き続き注意。
  • ※プロップ合格により履歴消失のため、ルール執行前提で計算・記録。

■トレード検証 2025/09/10

【トレード内容】

ポジション:ポンド円/ロング
型:B⁻
エントリー:199.410(10:00)
損切り:199.230
利確:199.789

【環境認識】

  • 週足:
  • 日足:(レンジ形成・レンジ内で上目線)
  • 4時間:(レンジ形成・レンジ内で上目線)
  • 1時間:(レンジ形成・レンジ内で下目線)
  • 15分:(レンジ形成・レンジ内で上目線)
  • 5分:(レンジ形成・レンジ内で上目線)

【GBP/JPY 15分足(M15)】

👉 環境認識のとおりほぼレンジ状況で方向感なし。4時間足では大きい下げの中のはらみ足内での攻防。週足は上目線で日足が調整中。横軸的にはいつ上げてもおかしくない形。下目線の中で調整の上げを5分軸で狙った。

【エントリー根拠】

  • 週足が上方向。
  • 日足はレンジ形成中だが上方向の可能性あり。
  • 4時間もレンジ形成中だが上方向のシナリオあり。
  • 短期的に5分軸での上昇を狙えると判断。

👉 よってB⁻型としてロング。ただし期待感は薄く、ロットは半分に抑えてエントリー。

【結果】

決済:199.300
獲得:-11.0pips / -118,849円
結果:撤退

【反省】

  • 高値越え直後に急落、ネックライン割れ+トレンドラインロールリバーサル否定で撤退。
  • 撤退基準は問題なかったと判断。
  • 反省というより、型Bの方向性がハッキリした
  • BおよびB⁻型は今後スルーする方がよさそう。

■トレード検証 2025/09/10

【トレード内容】

ポジション:US100p(Nasdaq 100 index)/ロング
型:A⁻
エントリー:23879.45(11:00)
損切り:23850.58
利確:23922.78

【環境認識】

【US100p 5分足(M5)】

  • 週足:
  • 日足:
  • 4時間:
  • 1時間:
  • 15分:
  • 5分:

👉 最高値更新後の伸びの最中。5分軸エントリーだが15分と時間軸が被るため、15分の調整が来た場合は巻き込まれる懸念あり。

【エントリー根拠】

  • 短期~中期の全時間軸が上で整合。
  • 高値更新後の一度の調整を経て、二度目トライでモメンタム強。
  • 5分の押し目継続を優先。ただし15分の調整リスクは残存。

👉 よってA⁺型相当だが、懸念点を踏まえA⁻評価でロング。

【結果】

決済:23922.78
獲得:+43.3pips / +500,000円
結果:利確

【反省】

  • 15分との時間軸被りにより、調整に巻き込まれるリスク管理を強化する必要。
  • 次回は15分でも押し→再上昇が明確ならA⁺評価を狙い、被り局面では建値引き上げ・分割利確を検討。

■トレード検証 2025/09/11

【トレード内容】

ポジション:オージー円/ロング
型:A
エントリー:97.630(15:00)
損切り:97.380
利確:97.980

【環境認識】

  • 週足:
  • 日足:
  • 4時間:
  • 1時間:

【AUD/JPY 1時間足(H1)】

👉 週足の戻り高値を目指し、4時間でレンジ形成しながら上方向。1時間の上昇波を狙った。

【エントリー根拠】

  • 日足・4時間・1時間が上で整合。
  • 4時間レンジ内で上方向継続のシナリオ。
  • 1時間の上昇継続に乗る形でエントリー。

👉 よってA型としてロング。

【結果】

決済:97.977
獲得:+34.7pips / +470800円
結果:利確

【反省】

  • エントリーがやや遅れ、リワードを下げてしまった。
  • 仕方ない場面は割り切りを徹底。

■トレード検証 2025/09/12

【トレード内容】

ポジション:ポンド円/ロング
型:A⁻
エントリー:199.972(:)
損切り:199.900
利確:200.020 or 200.280

【環境認識】

  • 週足:
  • 日足:(上抜け間近の印象)
  • 4時間:レンジ(上側)
  • 1時間:
  • 5分:

👉 全体は上だが4時間がレンジで方向感に欠ける。一方で日足は上抜け手前の印象。1時間・5分のいずれでもエントリー可だが、まずは短期の5分で試行。

【エントリー根拠】

  • 上位~中位足が上方向で概ね整合。
  • 4時間レンジ内だが、日足は上抜けの気配。
  • 短期の5分軸で上方向の継続を狙う判断。

👉 よってA⁻型として5分軸でロング。

【結果】

決済:199.711
獲得:-26.1pips / -206,777円
結果:損切り

【反省】

  • ルール違反。
  • 今回のエントリーは反省点が多い。
  • 5分軸はA⁻、同時に1時間軸でも入れる形でA⁺。
  • 時間軸が同時にエントリー可能なときは大きい時間軸に合わせるのが無難。ただし短期で伸びた場合はリワードが大きく期待値は高い。
  • 今回は5分軸で入る代わりにリスクを1/2に設定。
  • そのはずが、上位シナリオの強さを理由に途中から「1時間視点の戻しで意識されるライン」を損切りラインに変更。
  • 本来の1時間軸の損切りでも損失を抑えられる前提で最初のリスクを落としていたのに、変則的な損切りを執行してしまった。
  • 潔く5分軸の損切りで切るべきところを徹底できず、中途半端な損失となった。
  • なお、1時間軸のエントリーなら利確到達していた。

■トレード検証 2025/09/12

【トレード内容】

ポジション:ユーロカナダ(EUR/CAD)/ロング
型:A
エントリー:1.62400(:)
損切り:1.62160
利確:1.62900

【環境認識】

  • 週足:
  • 日足:(上昇初動)
  • 4時間:(調整中)
  • 1時間:(上げ狙い)

【エントリー根拠】

  • 上位足(週・日)ともに上方向で優位。
  • 4時間は調整中だが上トレンド内の押しと判断。
  • 1時間の上昇再開に乗る狙いでエントリー。

👉 よってA型としてロング。

【結果】

決済:1.62160
獲得:-24.0pips / -461,146円
結果:損切り

【反省】

  • 想定リスク内には抑えているが追撃を早めに入れすぎた